ビジネスわかったランド (営業・販売)

顧客マネジメント

祝い状・礼状の書き方、文例は
 祝い状は誠意を込めてお世辞が過ぎないように書き、礼状は好意を受けたらすぐに出すことがポイントとなる。

祝い状
取引先の担当者や責任者が栄転されたとき、また受賞や賀寿の祝いなどに送るのが祝い状である。
個人対象とはいえ、私的な手紙とは違って今後のビジネスの展開に影響するものなので、妙に馴れ馴れしくしてもいけない。
祝い状を書く大前提は、正しい情報に基づいたものであること。念を入れて確認する。要するに、ハッピーレターの一種であるから、チャンスを逃してはいけない。

祝い状を書くポイント
祝い状を書くポイントは、次のとおり。


祝い状の文例と慣用句
祝い状の文例は、次のとおり。ぜひとも手書きしたいものである。

祝い状に用いる慣用句としては、次のようなものがある。
・このたびは○○長にご栄進の由、心からお祝い申し上げます。
・いっそうご自愛の上、ご活躍をお祈り申し上げます。

礼状
礼状は、お買上げはもちろん、紹介などの好意を受けたら、感謝の気持ちを素直に表わすのがエチケット。といって決して虚礼で終わらせないようにすることが肝心である。

礼状を書くときのポイント
礼状を書くときに当たっては、次のようなポイントを踏まえる。


礼状の文例と慣用句
礼状の文例は、次のとおり。やはり、手書きがベターである。

礼状によく用いられる慣用句としては、次のようなものがある。
・このたびは大量のご注文を賜わり、誠に…
・貴殿の温かいご支援に伏して御礼…

著者
坂井 尚(ビジネス評論家)
2004年11月末現在の法令等に基づいています。