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ポイント解説

金銭貸借・担保等に関する契約書

代物弁済予約完結の通知書
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通知書


  私は、貴殿に対し、平成○年○月○日、金弐千萬円也を弁済期平成○年○月○日、利息年1割、毎月末日払い、遅延損害金年2割の約定にて貸し渡し、これを担保するため、同日、神奈川県○○市○○町○丁目○番・宅地・○○.△△平方メートルにつき、1回でも利息の支払いを怠ったときは、当然に期限の利益を失う旨の約定にて、代物弁済予約契約を締結し、その旨仮登記をしました。
  しかるに、貴殿は、平成○年○月末日に利息の支払いを怠り、期限の利益を喪失したにもかかわらず、上記貸金の返済をされませんので、仮登記担保契約に関する法律2条に基づき、上記代物弁済の予約を完結する意思表示をするとともに、次のとおり、清算金の見積額がない旨の通知をします。


<清算期間の経過時の土地の見積額>
      金○○万円也

<清算期間経過時の債権総額>
      金○○万円也
  内訳 元      本 金弐千萬円也
    利      息 金○○万円也
    遅延損害金 金○○万円也
<費用>
      金○万円也
  内訳 鑑定費用 金○万円也
    郵便料 金○○円也

  以上のとおり、清算期間経過時における土地見積額は、債権総額および費用の合計額に金○○円不足するため、清算金の見積額はありません。上記不足金○○円については、直ちに支払われますよう請求いたします。

  平成○年○月○日

神奈川県○○市○○町○丁目○番○号
  乙 山 次 郎 殿
神奈川県○○市○○町○丁目○番○号  
甲 野 太 郎 
 
 


著者
水野賢一(弁護士)