ビジネスわかったランド (ビジネスマナー)
「人間関係」がうまくいく言葉のルール
社内メール頻出フレーズ 「がんばります」
社内の先輩や上司へのメールには、失礼にならない表現を選ばなければなりません。 しかしあまりにもかしこまった敬語表現では、相手との距離がかえって縮まない可能性もあります。
社内での頻出フレーズを学び、適切なメール表現を身につけましょう。
例) 未熟ではありますが、鋭意努力いたします。どうぞ、ビシバシ鍛えてください。
例) ご期待に沿えますよう、精進してまいります。
村上英記(敬語アドバイザー)
社内での頻出フレーズを学び、適切なメール表現を身につけましょう。
〈1〉努力いたします。
「一生懸命取り組む」という意味の「鋭意」をつけて、「鋭意努力いたします」とする場合もあります。「がんばります」は、基本的には目上の人には使えません。ただ、「ここぞ!」というときに使うと、若々しさや熱意が伝わる場合もあります。例) 未熟ではありますが、鋭意努力いたします。どうぞ、ビシバシ鍛えてください。
〈2〉精進いたします。
「「精進」とは仏道修行することをさします。「あるひとつのことに集中して取り組み、努力を続ける」という意味です。ふだんの会話ではなかなか使われない分、かしこまった印象になります。例) ご期待に沿えますよう、精進してまいります。
◎ 覚えておきたい! 信頼感のある「がんばります」
「ご苦労さまです」「お世話さまです」は目下の人に対して使う表現です。ビジネスシーンでは、基本的に使わないよう心がけましょう。
ただただ「がんばります」「努力します」を連呼しても、信頼感は生まれにくいもの。逆に、「なにをがんばるんだ!」と叱られてしまうこともあるでしょう。具体的な一言を添えることも大切です。
「ご苦労さまです」「お世話さまです」は目下の人に対して使う表現です。ビジネスシーンでは、基本的に使わないよう心がけましょう。
ただただ「がんばります」「努力します」を連呼しても、信頼感は生まれにくいもの。逆に、「なにをがんばるんだ!」と叱られてしまうこともあるでしょう。具体的な一言を添えることも大切です。
・いっそう充実したサービスの提供にがんばってまいります。
・よりよいシステムの開発をめざして努力をしていく所存です。
・よりよいシステムの開発をめざして努力をしていく所存です。
村上英記(敬語アドバイザー)
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