ビジネスわかったランド (ビジネスマナー)
「人間関係」がうまくいく言葉のルール
社内メール頻出フレーズ 「覚えてません」
社内の先輩や上司へのメールには、失礼にならない表現を選ばなければなりません。 しかしあまりにもかしこまった敬語表現では、相手との距離がかえって縮まない可能性もあります。
社内での頻出フレーズを学び、適切なメール表現を身につけましょう。
例) 先月教えていただいた登録方法ですが、忘れてしまいましたので、もう一度教えてください。
例) 先日ご依頼の領収書の件、雑務に追われ、失念しておりました。まことに申し訳ございませんでした。
村上英記(敬語アドバイザー)
社内での頻出フレーズを学び、適切なメール表現を身につけましょう。
〈1〉忘れました。
同等の立場の人に対して使う表現です。「忘れた」と言って許されるような内容や状況であれば、下手に言い訳せず、正直に伝えることも大切でしょう。例) 先月教えていただいた登録方法ですが、忘れてしまいましたので、もう一度教えてください。
〈2〉失念いたしました。
「失念」は、ついうっかり忘れてしまうこと。「うっかりしていました」と書くよりは、「失念」を使ったほうがビジネスシーンにはふさわしいでしょう。「バタバタしておりまして」「記憶違いをしておりまして」などの失念の理由と、お詫びのフレーズを添えましょう。例) 先日ご依頼の領収書の件、雑務に追われ、失念しておりました。まことに申し訳ございませんでした。
◎ 覚えておきたい! 「聞いていません」「教わっていません」はNG!
あなたが実際に「聞いていない」「教わっていない」としても、ビジネスシーンで使うのはご法度です。相手を責める言い方になるからです。その場合は、下記のようなフレーズを使うとよいでしょう。
あなたが実際に「聞いていない」「教わっていない」としても、ビジネスシーンで使うのはご法度です。相手を責める言い方になるからです。その場合は、下記のようなフレーズを使うとよいでしょう。
・申し訳ありません、確認してお返事します。
・私の記憶違いかもしれませんが、はじめてお聞きすると思います。
・私の記憶違いかもしれませんが、はじめてお聞きすると思います。
村上英記(敬語アドバイザー)
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