社内の先輩や上司へのメールには、失礼にならない表現を選ばなければなりません。 しかしあまりにもかしこまった敬語表現では、相手との距離がかえって縮まない可能性もあります。
社内での頻出フレーズを学び、適切なメール表現を身につけましょう。 上司から仕事の打診があったときなどは「できます」より、「やらせてください」を使ったほうが前向きな姿勢が伝わりやすいでしょう。ただし、「やる」という言葉はあまり上品ではないので、社外の人に使うのは控えましょう。
ちなみに、「やらさせてください」はまちがいです。

例）　先日の企画ですが、ぜひ私にやらせていただけないでしょうか。
  「できます」「やらせてください」よりも頼もしい印象になります。しかし、このフレーズを使ったからには責任をもってやり遂げようとする姿勢が不可欠です。

例）　私に任せてください。かならず期日までに仕上げます。


村上英記（敬語アドバイザー）