ビジネスわかったランド (ビジネスマナー)
しきたりがわかれば書ける「文章」のルール
「である体」と「です・ます体」を混用しない
文章を書くときは、「である体」と「です・ます体」を混用しないことが大切です。
こう言うと、そんな初歩的なミスなど自分はしない、と思われる人が多いかもしれません。でも実は、これが案外多いのです。
「……となった。そこで……と決まりました。以上」
というような文章をよく見かけます。これは、
「……となった。そこで……と決まった。以上」(である体)
もしくは、
「……となりました。そこで……と決まりました。以上」(です・ます体)
のどちらかで統一すればよいのですが、意外にそうなっていないことがあるのです。
うっかり混用すると、その会社の社員のレベルを疑われます。もっともこんなミスは、書いた後で読み直す習慣があれば、すぐに防げるものです。
ふつう文体は、「常体」(だ体、である体)と「敬体」(です・ます体、であります体、でございます体)の二つに分けられます。
この常体と敬体の使い分けは、一般にレポートや報告書、社内文書の類には「である体」などの常体にしますが、手紙などの社外文書には敬体を用います。
また、社内報に載せる文章を書くときは、敬体(です・ます体)を使うと読む人に親しみを感じさせることができます。
白沢節子
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