ビジネスわかったランド (ビジネスマナー)
意外と知らない「電話」のルール
用件に入る前に「……について」と前置きする
電話のかけ方は上手な人もいれば、下手な人もいます。
同じ用件を伝えるのでも、テキパキと要領よく話を進める人もいれば、もたもたとしていて時間がかかる人もいます。
ビジネスの世界では、要領のいい電話のかけ方が望まれるのは言うまでもありません。
さて、この電話のかけ方ですが、用件を的確かつ手短に相手に伝えるためには、用件に入る前に「……について」という前置きを置くことが一つのポイントになります。
つまり、「そちらさまの新製品についてお伺いしたいのですが」とか、「来月の代理店招待についてお聞きしますが」など、どんな用件で電話をしたかを相手に告げるのです。
こうすると、受ける側も何が話のポイントになるかがわかるので、そのあとの説明がやりやすくなり、質問への対応も的確にできて、話がスムーズに運ぶようになります。
また、いくつか複数の用件を伝えたいときにも、初めに「お伝えしたいことが三つあるのですが……、一つ目は○○、二つ目は○○、三つ目は○○です」と言ってから順を追って話せば相手はわかりやすいものです。
白沢節子
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