ビジネスわかったランド (ビジネスマナー)
意外と知らない「電話」のルール
電話で相手を待たせたときは「お待たせしました」
「電話は、呼び出し音が3回鳴り終わらないうちに出る」
というのが電話対応マナーの基本です。とはいえ、別の電話に出ていたときなど、すぐには受話器を取れないこともあります。
それはそれでやむを得ないことですが、何度も鳴ってからやっと取って、いつものように「はい、○○産業です」と出るのはルール違反です。
当然のことながら電話で待たされた相手には、なぜ待たされたのか、その理由がわからずイライラします。そんなときに、何の詫びもなく、いきなり「○○産業です」では、よけい相手に悪い印象を与えます。
理由がどうであれ、4回以上鳴り続けている電話に出るときは、社命を名乗る前にまず、
「お待たせいたしました」
という言葉をひと言加える思いやりが大切です。
お客様は、電話をかけたのにすぐに出ないとイライラすることがあります。
そのようなときに、お待たせして申し訳なかったという思いを込めて「お待たせいたしました」と言うことを忘れないでください。
そのひと言は相手が抱きかけていた悪い感情を解消させ、好印象に変える力を持っているものなのです。
白沢節子
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