ビジネスわかったランド (ビジネスマナー)
「人間関係」がうまくいく言葉のルール
上司の奥さんは「奥さま」
「部長の奥さんは私と同じ大学出身ですね」
「課長のお子さんはおいくつですか」
――あなたは、上司の家族を呼ぶときに、こんな言い方をしていませんか。
自分では丁寧に言ったつもりでも、相手によっては「礼儀を知らない」と思われるので注意が必要です。
目上の人の家族のことを言うときは、「さん」ではなく、「さま」を使うのがルールです。
つまり、上司の奥さんなら「奥さま」と呼び、「奥さん」は上司が部下の奥さんに対して使う言葉だということを頭に入れておいたほうがいいでしょう。
同様に、上司の子供は「お子さん」ではなく、「お子さま」となり、娘は「お嬢さま」です。
ここでちょっと注意したいのは、上司の息子の呼び方です。
中学生くらいまでの年齢なら「坊ちゃん」でいいのですが、高校生や大学生をさして「坊ちゃん」は不適切です。
こんな場合は、よく「ご子息」という言い方を耳にしますが、話し言葉としては少々堅苦しい感じを与えます。やはり自然なのは「息子さん」でしょう。
ちなみに、この「息子」に限っては、「さま」より「さん」のほうが一般的に用いられています。
白沢節子
「課長のお子さんはおいくつですか」
――あなたは、上司の家族を呼ぶときに、こんな言い方をしていませんか。
自分では丁寧に言ったつもりでも、相手によっては「礼儀を知らない」と思われるので注意が必要です。
目上の人の家族のことを言うときは、「さん」ではなく、「さま」を使うのがルールです。
つまり、上司の奥さんなら「奥さま」と呼び、「奥さん」は上司が部下の奥さんに対して使う言葉だということを頭に入れておいたほうがいいでしょう。
同様に、上司の子供は「お子さん」ではなく、「お子さま」となり、娘は「お嬢さま」です。
ここでちょっと注意したいのは、上司の息子の呼び方です。
中学生くらいまでの年齢なら「坊ちゃん」でいいのですが、高校生や大学生をさして「坊ちゃん」は不適切です。
こんな場合は、よく「ご子息」という言い方を耳にしますが、話し言葉としては少々堅苦しい感じを与えます。やはり自然なのは「息子さん」でしょう。
ちなみに、この「息子」に限っては、「さま」より「さん」のほうが一般的に用いられています。
白沢節子
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