ビジネスわかったランド (経営・社長)
経営計画の立て方・進め方
管理表(2) 行動計画管理表を作る
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担当者は、1つひとつの行動計画をきちんと責任を持って実行するとともに、期日を必ず厳守しなければならない
行動計画は月別に1年間分を作成していく
月別行動計画では、実施する具体的行動内容を作成し、責任者を決め、「いつからいつまで実施するか」を計画欄に線を引いていきます。そして、「いつからいつまでかかったか」を実績欄に線を引いていきます。
さらに、行動計画を実施して、どのような結果であったかを「成果と反省」に記載します。行動計画のフォーマット(計画線表)は、次のとおりです。 ●月別行動計画のフォーマット
行動計画を行動計画管理表で管理していく
「計画」には、行動内容を達成するために、毎月実行することを記載します。「実績」には、計画の実績を記載し、「検証」には、計画した内容と実行した内容との差異と問題点を記載します。そして、「改善」には、検証によって生じた差異や問題点を次月以降どのように解消していくのかを記載します。たとえば、主要施策を「ISO9001認証取得」とした場合には、行動計画は次のようになります。
●ISO9001取得への行動計画管理表の例
行動計画管理表の中で「計画」が一番重要です。しっかりした計画を立てなければ、成果である実績にはつながりません。計画の成否が行動計画の成功につながりますので、きちんとした計画を立ててください。
具体的行動内容 | 区分 | 1月 |
ISO認証取得委員会を立ち上げて、コンサルティング機関の指導のもとに、○月から○月まで活動して認証を取得する | 計画 | 委員会を立ち上げ、専門機関指導のもとにISOの規格の勉強会を実施する |
実績 | 委員会を設立したが、専門機関の勉強会はできなかった | |
検証 | ISOの勉強会は、委員全員のスケジュール調整がうまくいかないため開催できなかった | |
改善 | 次月には、委員のスケジュールを調整し必ず開催する |
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