ビジネスわかったランド (営業・販売)

朝礼

魔法の言葉「おはよう」

まず自分から大きな声で

「朝」は何から始まるか、〈あ〉から始まる――というのは冗談ですが、「おはよう」という挨拶から始まるのが常識です。会社への道筋で上司や同僚に会ったときや、オフィスに入ったときは、明るく大きな声で「おはよう」「おはようございます」と挨拶しましょう。上司か部下か、先輩か後輩かに関係なく、先に相手に気づいたほうが挨拶します。
「おはよう」「おはようございます」は、単なる儀礼的な挨拶ではありません。「今日もこれから張り切って仕事をしましょう」というスタートの号砲なのです。「おはよう」と挨拶しても、ボソボソとした生気のない声で返されたり、「ああ」とか「うん」としか言われないと、仕事への意欲がそがれてしまいます。
仮に前日職場で問題や嫌なことがあっても、朝明るく挨拶し合うことでそれが帳消しになり、今日も頑張ろうという士気を高めることになります。
これは私の体験ですが、駅である新人と会ったので、「おはよう」と言うと、「あ、ど、どうも」としか言いません。反応するだけましですが、このままでは取引先と会うとき困るだろうと思って、会うたびに私のほうから「おはよう」と声をかけるようにしました。すると、4日目あたりから、向こうから近づいてきて「おはようございます」と挨拶するようになりました。
みなさんは、まず自分から挨拶する、を心がけるようにしてください。