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朝礼

自信をつけるきっかけ

劣等生がクラスの首席に

子どものときは劣等生だったが、のちに天才と呼ばれるようになった例として必ず取り上げられるのが、ニュートンとエジソンです。
そのニュートンですが、父親は彼が生まれる前に死に、母親は牧師と再婚したため、祖母に育てられました。ニュートンは体が小さく、内向的な子でした。グラマースクール時代も、勉強には興味が持てず、水車や日時計、水時計などを好んで作っていました。
ある日ニュートンは、木片で本物そっくりの水車を作り上げ、級友たちに見せようと、学校へ持っていきました。級友たちは大いに感心し、ニュートンの器用さを口々にほめましたが、クラスの首席の少年だけは、こう言ったのです。
「確かによくできているがね、君、この水車がどういう原理で動くのか説明できるかい」
勉強嫌いのニュートンには、説明できませんでした。そして、秀才少年は「理論的に説明できなきゃ、こんなもの意味がない」と言って、水車を踏み潰してしまったのです。
おとなしいニュートンも、これには怒り、自分よりはるかに体の大きい秀才少年に飛びかかり、取っ組み合いの末、とうとう相手を降参させてしまいました。
このけんかで自信をつけたニュートンは、翌日から生まれ変わったように勉強するようになり、やがて秀才少年を追い抜いてクラスの首席を占めるようになったそうです。