ビジネスわかったランド (営業・販売)

朝礼

直接相手と会って話そう

会って初めてわかることがある

先日の新聞に、最近の若者は音声で話すよりメールで連絡するほうを好むようになっているという記事が載っていました。これは私も最近感じていたことで、ケータイの留守電に「連絡がほしい」と入れておくと、電話をかけてくるかと思いきや、メールで返事をしてくる人が増えています。
確かに急ぎの用事でなければ、それで用は足りるのですが、私と話すのが嫌なのかという気がして、どうも釈然としません。
もっと問題なのは、若い人たちに人と直接会うことを避ける傾向が見えることです。電話やメールで済む用件も少なくないし、メールなら、相手の仕事を中断させないで済みます。
しかし、ビジネスでは、相手と直接会わないと済まない種類の用件がいっぱいあるのです。というより、直接会って話すと、メールや電話では手に入らない情報を知ることがよくあるし、やっかいな状況を変えられることもあります。
メールや電話では取引を断られても、会って一生懸命に説明しているうちに、その誠意が買われて取引を承知してもらえる、あるいは再検討してみるという返事をいただけることがあります。こちらの一生懸命さや誠意が相手に気に入られれば、そこで新しい人脈ができるのです。これは私が何度もした経験です。 ケータイ、メール時代になっても、直接会って話すことの重要性は少しも変わっていないのです。