ビジネスわかったランド (営業・販売)
朝礼
「共感」がコミュニケーションの核心
感情や意思、考えなどの共有
人間がふたり以上いる場所ではコミュニケーションが生じます。たとえばバス停にふたりいて、(バスなかなか来ないなあ)(遅いなあ)とイライラしている様子がお互いにわかれば、それもコミュニケーションです。また、「バス遅いですね」「そうですね」と会話をすると、それは言葉によるコミュニケーションとなります。つまり、コミュニケーションとは、何らかの感情や意思、考え、知識などを相手と交わすことです。コミュニケーションという言葉はラテン語の「ともにする」「共有する」を意味する単語から来ているそうです。ですから、一方が何か感じたり、言葉を発しても、他方がそれにまったく反応しなければ、「共有」は成り立たず、コミュニケーションにはなりません。
コミュニケーションは動物の間でも行われますが、人間は主として言葉を使うという点で異なっています。
しかし、コミュニケーションにおける動物と人間の最大の違いは、人間は表面的または一時的な情報の交換にとどまらず、感情や考えなどを深くかつ継続的に共有できる、すなわち共感できるという点です。
みなさんも仕事やプライベートで人と話すときには、言葉だけで理解するのではなく、言葉には出ていない相手の気持ちまで察するようにしましょう。そこから深い交流が生まれてくるのです。
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