ビジネスわかったランド (営業・販売)

朝礼

しっかり記憶するには

そのテーマに関心を持つ

ビジネスで能力を発揮するためには、覚えなければならないことがいっぱいあります。配属部門の業務知識をはじめ、英語やパソコンについても勉強する必要があります。
このほか、仕事に必要な資格試験や検定試験を受けようとすると、覚えなければならない事柄はさらに増えます。となると、どう効率的かつ確実に覚えるかが問題になります。
記憶力は人によって差があります。しかし、記憶が苦手でも、やり方しだいで効率よく覚えることができるようになります。
物事をよく覚えられない人にほぼ共通しているのは、「なぜそれを覚えることが必要か」という動機づけがあいまいだということです。仕事にはこの知識が必要だといわれているからとか、上司に覚えろと命じられたからといった理由で覚えようとしても、なかなか覚えられません。
自分はこの分野で社内一の専門家になりたいとか、この資格を取りたいといった自分独自のはっきりした動機があると、一生懸命覚えようとするため、効率よく記憶できるようになります。
もうひとつ大事なのは、覚えようとする事柄に興味や関心を持つことです。興味のない事柄がなかなか覚えられないことは、私たちが日常よく経験するところです。どんなことにも、どこかしら好奇心を刺激される点があるものです。何かひとつ特に好奇心をかき立てられることを探しましょう。そこを突破口にして、対象に関心を持てば自然に覚えられるようになります。