ビジネスわかったランド (営業・販売)

朝礼

情報が自然に集まってくる人間になる

情報収集にはギブが大切

仕事をスムーズに進め、利益を得るチャンスを逃さないようにするためには、適時に的確な情報が入ってくることが必要です。
しかし、それが思うようにいかず、「本社はもっと支店の役に立つ情報を送ってくれるべきだ」とか、「営業マンはわれわれ開発部門に必要な市場情報をくれないではないか」などと、他部門に対し不満をもらすことがあります。とくに自部門の業績が伸びないときは、そうした不満が多くなります。
考えてみてください。相手から情報をほしいと思う気持ちと、相手に役立つ情報を提供しようという気持ちのどちらが強いですか。人間は勝手なもので、提供するより要求する気持ちのほうが強いのが普通です。
しかし、そういう人が多いなかでも、情報を効率よく成果に結びつけている人もいます。彼は待つ姿勢ではなく、あらゆる部門に自ら足を運び、必要な情報やデータを聞き出し、メモし、収集しています。と同時に、自分が持っている情報で相手の役に立ちそうな情報は気前よく提供します。テイクするだけでなくギブにも心がけているから、情報が入ってきやすくなるのです。
そうするためには、日頃から他部門や社外の人たちとつき合い、多くの知り合いを作ることです。彼らが必要とする情報をどんどん提供すれば、自分に必要な情報も自然に集まってきますよ。