ビジネスわかったランド (営業・販売)

朝礼

自己啓発は目標設定から

具体的なものを目標に

自己啓発か自己練磨というと、日常の業務とは別に行うものというイメージを持っている人が多いかもしれません。たしかに、会社の指示で技術研修とか管理職研修に派遣されることがあります。業務終了後に私費で学校に通っている人もいます。
それは大変立派ですが、そうする機会に恵まれなかったり、時間的余裕のない人もいます。しかし、あせる必要はありません。日常の業務を行いながら、ビジネスパーソンとして成長していく方法はあるのです。
そのためにどうしても必要なのは、自分なりの「目標」を設定することです。目標は人によって違います。財務の専門家になりたいとか、社内一の経営分析力をつけたい、技術系ならこういうものを開発・発明したいなど。
日常業務を通じて自己啓発しようとする場合には、目標は具体的で実現の可能性がある程度以上あるものにすることが必要です。現実離れした夢のような内容では目標になりません。
具体的で実現可能性のある目標があれば、この知識や技術を身につけることが必要だとか、この人物と組めば目標達成が早くなるといったことがわかってきます。
これから自己啓発を始めようと思っている人は、まず自分は何がしたいか、どんな人間になりたいかを考えて目標を設定しましょう。それに基づいて自己啓発の計画を立てていくのです。