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ちょっといい話

若さはなんで測るか?
若さはなんで測るか?
   人生50年の時代から、「人生80年」時代に日本は突入しています。しかし、人生が長くなったにもかかわらず、10代の若者は「いまのうちに遊んでおかなくちゃ」といい、20代の人たちは「自分の好きな仕事をさせてほしい」と早くも自分を限定したり、30代ともなると「近頃運動不足で、どうも疲れる」などと健康を気にしたり。どうも、若さが足りなくなっていないでしょうか。
   かつて、三愛の社長であった市村清氏は、「若さは一日、何回驚くかで測るのである」といいました。
   年は若くても、驚きを失った人は精神的にはすでに老人です。逆に「おじさん」などといわれている人でも、驚きを失わずにいる人は、まだまだ若い人なのです。
   驚きを失うということは、現状に疑問を抱かず、安住しているからではないでしょうか。現状からの脱皮は、驚きを失ってはできません。

監修
福田 健