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冠婚葬祭

披露宴での挨拶(新婦の上司)(1)
 
披露宴での挨拶(新婦の上司)(1)
   そんなわけで新婦は、わが社にとっては大変貴重な存在なのです。しばらくは結婚後も勤めて欲しいことを希望いたしましたが、新郎の魅力には勝てませんでした。
   専業主婦としての新婦に期待をかけるばかりですが、娘を嫁がせる両親のような心境です。私たちでさえ、そんな思いですから、ご両親のお気持ちはいかばかりかとお察し申し上げます。
   伺いますと、新婦は一人っ子の一人娘とか。「一人娘と春の日は、暮れそうで暮れない」という言葉があります。本当は、もっと手元に置いておきたいのがご両親の本音かも知れません。それでも、わが娘の幸せを願うご両親なのです。こんなに心の広いお父さん、お母さんの期待にどうぞ応えてください。
   新郎にお願いいたします。緑さんをいつまでも大切にしてください。どうか、いつまでもお幸せに。本日は、本当におめでとうございます。

監修
福田 健