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冠婚葬祭

披露宴での挨拶(新郎の上司)(4)
   
披露宴での挨拶(新郎の上司)(4)
   本日は、おめでとうございます。
   私は、新郎村井秀樹君と同じ職場で仕事をしている河野敏夫と申します。
   秀樹君は、ご覧のとおり、笑顔の素晴らしい男でありまして、背も高くすらっとしています。放っておいても若い女性の注意を惹くはずでありますから、32歳の今日まで、浮いた噂一つ聞かなかったのは、彼が仕事熱心な人間だったからでしょう。
   現在は、当社のコンピュータ室にいて、業務のコンピュータ化に、まっしぐらに取り組んでおります。いま、こうして、素晴らしい花嫁さんと一緒になれたのも、よいと思ったらまっしぐらに突き進む、秀樹君の性格のためかと思っています。
   イギリスの諺に、「よい女性と一緒になれば、嵐の中で港に入ったようなものだ。悪い女性と結婚すれば、港の中で嵐にあったようなものだ」というのがあります。
   秀樹君のように、本気で仕事に取り組む人間にとって、職場は嵐の吹きまくるところかも知れません。今度、素晴らしい奥さんと家庭を持つことで、港が得られたであろうと思うわけです。
   秀樹君、家庭という港で、二人で、ゆっくり楽しむ時間をとってください。

監修
福田 健