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冠婚葬祭
披露宴での挨拶（新婦の上司）（２）
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披露宴での挨拶（新婦の上司）（２）
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| ただいまご紹介をいただきました私、斉藤利行でございます。 河本家、吉田家の皆様、本日はおめでとうございます。お招きいただきましてありがとうございます。 私、吉田慶子さんの元上司でございまして、この３月、結婚を期に退職したいとの申し出が慶子さんからございました折りには、実は頭をかかえこんでしまったのです。 ご存じのように私ども保険業では、女性社員が多数を占めております。この女性社員の活性化ということで、昨年からチームリーダーを選び、組織を活気あるものにと、動き出しておりました。 本年４月から、新しいチームリーダーとして責任感の強い慶子さんを予定していた矢先に、結婚退職の願いが出されたわけでございます。 そこで、無理をお願いして、退職を３か月ほど延期していただいて、会社の仕事を続けていただきました。 後輩の中からサブリーダーを見つけ出し、目立たないように、さりげなく仕事を引き継いでおりました。 私、はたから見ておりまして、実に感心してしまいました。年から申しますと、私の娘ほどの慶子さんが、自分の後任をしっかり育て上げているのですから･･･。 責任感と実行力を兼ね備えた慶子さんが、退職されますことは会社としては大変困ったことだったのですが、本日、お話を伺っておりますと、まことに良いご縁を得られて、非常に良かったと思っている次第でございます。 河本さん、どうぞ、慶子さんを幸せにしてやってください。お願いいたします。慶子さん、長い間ご苦労様でした。どうぞ、いつまでもお幸せに。 監修 福田 健 |
