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朝礼

アイ・コンタクトを大切に!
アイ・コンタクトを大切に!
   『1分間マネジャー』というロングセラーの本があります。この本の中で、ブランチャートという著者は、こんなことをいっています。
   「1日に1回、ほんのわずかな時間でよい。子供達の顔を一人ひとり、心を込めて見つめてやりたい」
   相手の顔を心を込めて見つめる・・・いい言葉です。
   日本人は、朝、顔を合わせても、「おはよう」「おはようっす」と、声を出すだけで、目を合わせ、顔を見つめる、ということが少ないようです。時には、日頃机を接している同僚や部下・後輩、あるいは上司が、どんな気持ちで仕事をしているのか、何を悩んでいるのか、どんな夢を持っているのか、しみじみと見つめる時間があってもいいように思います。
   サッカーでパス・コース、マーク相手を知らせ合うアイ・コンタクトがクローズアップされたせいか、近ごろ、ようやく、アイ・コンタクトの必要性が見直されるようになりました。目が合った瞬間、そらすのではなく、見つめ合い、微笑を浮かべて、心を通わせる。こんなチームは、スポーツでもビジネスでも、きっと、いいスタートを切り、いい成績を残すに違いありません。

監修
福田 健