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朝礼

物事のよい面に光を当てる
物事のよい面に光を当てる

相手をその気にさせるプラスの言葉を発するには、大事なことが二つあります。
一つは、「いいものを、いいと素直に認める」ことです。もう一つは、「物事をよい方向から見ていく」ことです。
たとえばピッチャーが好投したのに1対0で負けたとき、監督が、「よく投げた。今日はピッチャーを責めるより、打ったバッターをほめるべきだ」と、プラスの言葉を送るのと、
「1点でも負けは負け、肝心なところで打たれるのは精神力が弱いからだ」
と、マイナスの言葉を与えるのでは、同じ敗戦でも、ピッチャーの受けるダメージは大違いです。
たとえば、「わたし、不器用で・・・」と、自信を無くした後輩には、
「器用な人は、自分の器用さに溺れて、怠けるから大成しない。不器用な人が本気で取り組んだら、器用なだけの人は歯が立たないんだ」
と、間を置かず、よい方向へと気持ちを切り換えてあげることです。
このプラスの言葉遣いが人を活かし、ビジネスを成功させる原動力となるのです。

監修
福田 健