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ビジネスノウハウ

情報はギブ・アンド・テイク
情報はギブ・アンド・テイク
   情報はギブ・アンド・テイクが原則です。私たちは、時間をかけ、エネルギーを費やし、ときにはそれだけ費用をかけて情報を収集していることになります。しかし、集めることに夢中になり過ぎて、情報を発信することを忘れていないでしょうか。
   身近な例をあげますと、情報交換の場である会議で発言しないことは、情報を発信しない態度といえます。また、講演会で質問をしない日本人の態度は、外国人には理解されません。質問は講演者、すなわち、情報発信者に対する聞き手側からの情報の発信なのです。
   そして、情報をこちらから発信することによって、相乗的に論議が発展してもっと面白い情報が出てくる可能性があるはずなのに、その可能性を一方的に拒否しているわけです。
   情報に関しては、一人勝ちはあり得ません。もらうことだけを考えていては、よい情報は集まりません。このあたりにも、日本人がアンフェアといわれる原因がありそうです。
   人に会うときは、情報のお土産を用意しようではありませんか。

監修
福田 健