「わかってるはず」はタブー

先日、データのコピーを人に頼んだところ、操作を誤ってすべて消してしまいました。そのため、その日は遅くまで残業をする結果になってしまい、大勢の皆さんにご迷惑をおかけしてしまいました。
原因はといえば、私の頼み方にありました。
もうこのくらいの操作はわかっているはず、という思い込みから、口頭でかいつまんでしか説明をしなかったのです。彼女は、聞きながらメモをとっていたので、私は安心していたのですが、そのメモを後で読み返してみると、肝心なところが抜けていたのです。
彼女は、私の指示を補って操作してくれるものと思っていたのですが、彼女は、その省略されたメモの通りに操作して、結果的にデータが消えてしまったわけです。
これはもちろん、指示を出した私のミスです。
ビジネス全般にいえることですが、“前にも説明した”“わかっているはず”は要注意です。
今回のことで、行き届いた説明をすることとともに、確認することの大切さを再認識させられました。

監修
福田　健