ビジネスわかったランド (営業・販売)

リーダーシップ

やる気のエネルギー
やる気のエネルギー
   たった一言が、人に大きな勇気を与えることがあります。私は人によりよい影響力を及ぼせるようなリーダーでありたいと思います。
   というのも、むかし、仕事の壁にぶつかって悩んでいたとき、上司の励ましに救われた経験があるからです。中山さんという当時の営業課長は、「自分自身を成長させるためには、なによりも心に強い木(気)を育てなければならない。樹木と同じで心の木にも肥料が必要だ。心の木には、“なにくそ!”という栄養を与えることが大事なんだ」と、強く、短く激励してくれました。
   仕事の上で辛かったときだけに、その言葉は私の心に響きました。ただ「大変だねぇ」と慰めるのではなく、「なぜ今頑張らなければならないのか」の理由を教えてくれたのが、発奮のエネルギーになりました。
   優れたリーダーは“人育て”を通して、自分のリーダーシップをどう伸ばし、部下からいかに信頼されるかを考えています。その姿勢に部下の“やる気のエネルギー”が生まれるのです。

監修
福田 健