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人間関係の知恵

3つの心構え
3つの心構え
   今日は、人と接するときの基本的な3つの心構えについてお話しましょう。
   まず大事なことは、相手をしっかりと観察すること。次に、相手の立場を思いやること。そして、自分の心にゆとりをもつこと、この3つです。
   物心ついたときから人と接していますから、いまさら心構えなんて、という人も多いかと思いますが、自分のコミュニケーション態度に改善したいところがあれば、この3点について自分の姿を確認してみてください。
   昔の人の話ですが、ある人は客と一緒に食事をするとき、常に相手が箸を置くとき、同時に自分の箸を置いたといいます。しかも、本人は少食で一膳しか食べないため、食べる速さを調節したり、話をして間をとったといわれています。
   なにかにつけてマイペースになりがちな私としては、耳の痛い話ですが、今後は、観察、立場、ゆとりをモットーに対人折衝に当たりたいと考えています。

監修
福田 健