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人間関係の知恵

笑顔に勝る薬なし
笑顔に勝る薬なし
   私たちは、毎日職場のなかでお互いに顔を合わせて仕事をしています。
   私は、皆さんの顔色や様子を見て「きょうも元気なようだな」とか「だいぶ疲れが出ているな」「オヤ、何かあったのかな」などと判断していますが、自分はどういう顔なのか、ということは今まであまり気にしていませんでした。
   これからは、自分が人にどんな表情で接しているのか意識してみたいですね。
   明るい表情の大切さはいうまでもありません。
   自分が笑顔で接すると、相手も笑顔になるものです。笑顔が笑顔を呼ぶんですね。
   日本人は、目と目が合った瞬間、視線をそらすとか、ぐっと睨み付ける人が多いといわれますが、それでは相手の笑顔は期待できません。目が合った瞬間に、こちらからニコッと笑いかければ、相手もそれを返してくれるはずです。
   ある心理学者の研究によると、コミュニケーションにおいて、目からのインパクトは、全体の55%になるということですから、笑顔をつくるには、まず目から、といえるのかもしれません。
   笑顔は、私たちの人間関係を良好にする万能薬であり、これに勝る薬はないと思います。

監修
福田 健