ビジネスわかったランド （営業・販売）
人間関係の知恵
電話メモの備考欄の活用
|
電話メモの備考欄の活用
|
| 私たちに共通する仕事のうち、一番頻繁に行なわれるのは、電話の伝言ではないでしょうか。 頻繁に行なうということは、慣れも手伝って、つい油断が生じたり、機械的に処理してしまいがちだということです。けれども昨日と今日がまったく違う日であるように、かかってくる電話も二つと同じものはないのです。 そこで、伝言メモの備考欄をもっと活用してみましょう。 「とても急いでいる様子でした」「いつもと違う感じでした」「機嫌のいい声でした」などと一言つけ加えるのです。こうすることで、メモを読んだ人は、電話の内容だけでなく、声のニュアンスなどがわかり、かけ直すときの一つの手がかりとなります。 このメモを受け取った人は、「とても急いでいる様子でした」とあれば、何を置いても早くかけなければなりませんし、「機嫌のいい声でした」と書いてあれば、何かいい情報が聞けそうだな、ということがかける前にわかります。 さらに、このことを心がけていると、新鮮な気持ちで電話がとれますし、応対の仕方も変わってくるはずです。 監修 福田 健 |
