ビジネスわかったランド (営業・販売)

人間関係の知恵

目がモノをいう
目がモノをいう
   最近、新幹線では、車内販売の物売りの声も騒音と考え、売り声をやめているそうです。それでは、どうやってお客さんの買う意思を確かめるのかというと、お客さんの目を読んで、それを見極めるのだそうです。そのときのアイコンタクトを3秒にすると失礼にならないと新聞のコラムに書いてありました。
   日本人はアイコンタクトが苦手で、相手の目を見て話すとあがって、話す内容も忘れてしまうという人がいます。また、相手の目を見つめるのは、失礼に当たるという考え方もあります。
   ところが逆に、自分が話をしているとき、相手が目をそらしていると、無視されているような気がして不愉快になるものです。
   相手を見ながら話すことは、あなたに話をしているという意思表示であり、また聞いているときも、相手を見ることによって、あなたの話を聞いているという意思表示になるのです。目をそらしてしまったら、その意思表示が通じなくなってしまいます。
   このように、話すときには、目の働きが重要だということを、心にとどめて置いてください。

監修
福田 健