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ユーモアの効かせ方
想像のヘビとマングース
| 想像のヘビとマングース |
| 人間はしばしば自分自身を騙します。ドロシー・サーノフの『あがらずに人前で話す法』の中にあるジョーク。題は「想像」。 ある男が、奇妙なカバンを持って、あちこちを旅行していました。立ち寄ったバーで酒を飲んでいると、バーテンが彼に尋ねました。 「そのカバンには何が入っているのですか」 「マングース」 「マングースですって？ 何のためにそんなものを持ち歩いているんですか」 「わたしには悩みがあってね。飲み始めるとヘビが見えてくるんだ。だからヘビが見えたら、このカバンからマングースを出して、そいつに襲いかからせるんだ」 「でも、そのヘビとやらは想像しているだけでしょう」 「マングースもそうなんだ」 監修 福田 健 |
