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ユーモアの効かせ方
亭主で持つカカア天下
亭主で持つカカア天下
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ユーモアの原語はユムール。湯気という意味です。暖かさ、ほのぼのした感じなどが、ユーモアには伴います。 新しくやってきた部長は、苦労人との評判の高い人でした。赴任して1週間目、係長が声をかけられ、居酒屋で一杯ということになりました。 仕事の話はほとんど出ず、係長の趣味である囲碁のことが話の中心でしたが、そのうち、ふと部長が尋ねました。 「キミの奥さんは、群馬県の出身だってね」 「ええ、カカア天下と空っ風が上州名物で、女房には頭が上がりません」 係長がちょっぴり卑屈な態度でいうと、 「カカア天下っていうのは、あれは亭主が偉いんだってね」 部長のこの言い方には暖かみがありました。係長は、女房で苦労している自分の気持ちを部長が受けとめてくれたことに感動しました。 ユーモアは人柄の反映なのです。 監修 福田 健 |
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