ビジネスわかったランド (営業・販売)

貿易事務

輸入取引の申込み方法は
 取引を申し込むときの手紙を通称「カタログ・リクエストの手紙」などというが、最近では、実務上、次のような電子メールを使って申し込むことが多い。

輸入の法規のチェックが終わり、輸入先を見つけたら、次に、見つけた相手先に対して取引を申し込む段階に入る。
取引を申し込む目的は、主に輸入を具体的に検討するための資料を送ってもらうためであるから、1軒だけではなく複数の相手先に申し込み、複数の輸入先から資料を入手して、最も適当と思われる相手と取引をすればよい。
取引を申し込むときの手紙を通称「カタログ・リクエストの手紙」などというが、最近では、簡便で迅速性も兼ね備えていることから、実務上、電子メールを使うことが多いので、参考のために次のようなカタログ・リクエストのメール画面を掲示しておきたい。

上に掲げたメールの内容は、次のとおり。
拝啓
New Yorkの商工会議所の紹介で、貴社が半導体のメーカーであることを知りました。わが社は、貴社の製品の輸入を検討したいと思いますので、お手数ですが、貴社製品のカタログと輸出価格表、その他の資料をお送りいただけませんでしょうか。これを機会に、貴社と良好な取引が始まることを期待しておりますので、よろしくお願いいたします。お返事をお待ちしております。
敬具

著者
井上 洋(井上貿易事務所代表・貿易コンサルタント)