ビジネスわかったランド (営業・販売)

事務ワーク

見込客カードの上手なつくり方は
 活用を考え、携帯できるルーズリーフ式のものを用いる。

活用を考えて携帯式のものにする
せっかく見込客カードをつくっても、毎日の営業活動に活用できないものであっては意味がない。活用を考えると、デスク用にデザインされたものは不便である。会社のデスクの中にあるだけでは、いくら整備されていても役に立たない。この点を強く意識すべきである。

携帯にはルーズリーフ式が便利である
見込客カードだからとカード式にこだわることはない。10枚程度ならともかく100枚を超すと、カードでは分厚くなってしまう。しかも整理に気をつけていないと、地域別、五十音別などの順番がすぐに狂ってしまう。
その点、次図のように1枚のシートに1件ずつ記入し、市販の26穴パンチ(B5判用)か13穴パンチ(B6判用)で穴を開け、ルーズバインダーに挟めば1冊で100枚入れても嵩張らない。しかも地域別、五十音別での追加や入替えも簡単である。



パソコンでのデータベース管理を進める
見込客データの活用のことを考えれば、パソコンでの管理を進めるべきであろう。簡便な方法としては、エクセルなどポピュラーな表計算ソフトを用い、テキストベースでデータを管理することでも、充分に効果はあがる。パソコン雑誌や単行本には、その種の上手な利用方法が紹介されているから、それを参考にすれば、それほどむずかしくないはずである。
データベース管理がなされていれば、検索が容易で、条件に適うところがすぐにピックアップでき、必要であれば出力すればよく、営業上での活用がよりスムーズになる。

著者
窪田 通(タイアップシステム研究会)
2010年6月末現在の法令等に基づいています。