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販売促進

電子商取引とは何か
 インターネット上で行なわれる売買やサービスの提供のことで、メリットもあればデメリットもあります。

●電子商取引とは
電子商取引(Electronic Commerce)は、「eコマース」ともよばれ、インターネット上で行なわれる、売買やサービスの提供などのすべての商取引をさします。一般消費者を対象としたものにとどまらず、製造業者が販売業者に対して商品を販売するというような業者間の取引も、インターネット上で行なわれる限り電子商取引となります。

●電子商取引のメリット
一般消費者が電子商取引を利用する際のメリットは、なんといっても、(1)家にいながらにして買い物ができるところです。店に出向く必要もなければ、重い荷物を持ち帰る必要もありません。また、(2)時間に拘束されない点もメリットにあげられます。インターネット上での商品の購入は通常は24時間行なえるようになっているので、思い立ったらいつでも買い物をすることができます。さらに、(3)手に入りにくい商品を購入することができるところもメリットです。ほしいものが見つからないからといって、店を見て回ることには時間的・体力的限界がありますが、インターネットで検索することによって簡単に見つけることも可能です。
企業が一般消費者を相手にして、インターネット上で商品の販売を行なうときには、これらのメリットを最大限発揮できるようにしましょう。たとえば、商品の送料を無料にする、商品の検索機能を強化するなどです。

●電子商取引のデメリット
一般消費者が電子商取引を利用する際のデメリットは、(1)個人情報が漏えいするおそれがあること、(2)販売業者の信用に不安があり、無事に商品が届くか心配であること、があげられます。
企業が一般商品者を相手にして、インターネット上で商品の販売を行なうときには、これらのデメリットをできるだけ解消するようにしましょう。たとえば(1)であれば、個人情報の保護に努めている点を強調するとか、購入者に商品の感想を送ってもらって、それを掲載する(感想が多ければそれだけ商品が買われていることがわかり、信用性があることがわかります)などです。

法律事務所オーセンス
2010年5月末現在の法令等に基づいています。