ビジネスわかったランド (お役立便覧)

国内・海外出張旅費・日当等の支給相場と実態

国内出張時の交通機関の座席グレード
下表は、移動の際に利用する交通機関の座席グレードである。もちろん、社長が普通車(席)ということもあるだろうが、ここでは「規程で乗車が許されている座席」として調査した。

◆主に利用する交通機関の座席

  社長 取締役 部長 課長 係長
一般社員
新幹線
(207社)
グリーン車 127社
(61.4%)
88社
(42.5%)
13社
(6.3%)
10社
(4.8%)
1社
(0.5%)
在来線
(201社)
グリーン車 118社
(58.7%)
81社
(40.3%)
11社
(5.5%)
8社
(4.0%)
1社
(0.5%)
航空機
(187社)
プレミアム
クラス等
94社
(50.3%)
57社
(30.5%)
7社
(3.7%)
5社
(2.7%)
0社
社長は新幹線、在来線ともグリーン車が約60%、取締役で約40%だが、部課長になると一気に5%前後まで落ち込む。グリーン車は、役員になって乗車が許される座席と言えそうだ。
航空機は、搭乗時間が短いことと、国内線のプレミアムクラス(ANAの場合。JALは「クラスJ」等)は座席数が少ないこともあってか、列車よりも搭乗を認めている会社は少ない。