下図は、弔電を打つ企業の数である。

◆取引先関係者に不幸があった際の弔電

弔電は本来、やむを得ない事情があって通夜や告別式に参列できない場合に打つものだが、企業では社内の誰かが参列する場合でも弔電を打つケースが少なくない。
また、葬儀が遠方で行なわれる場合や、社長が多忙のため通夜や葬儀に出席できないケースでは、とりあえず弔電を打つことになるだろう。
弔電を打つのは「取引先の社長」に対してが最も多く、「取引銀行の支店長・担当者」に対しては少ない。
発信者名は、おおむね社長名である。なかでも「取引先の社長」への弔電は、大半が社長名義との回答だった。

下図は、取引先関係者に不幸があった際、通夜・葬儀に参列するかを尋ねた結果。
ここでも「取引先の社長」が群を抜いており、「取引先の担当者」「同業他社の社長」と続く。
「取引先の担当者」や「取引銀行の支店長・担当者」については社長が参列するケースは少なく、日常付き合いのある社内関係者が参列していると思われる。

◆取引先関係者に不幸があった際の通夜・葬儀への参列