各企業では、パート・アルバイトなど非正規雇用社員が増加している。そうした社員にも結婚祝金を支給するかを尋ねた結果が下図である。

◆パート・アルバイトへの結婚祝金

4社に1社、24.5％の企業が支給している。その場合、「社員とまったく同じ扱いをする」企業がある一方、「契約社員は社員と同規程を適用するが、アルバイトは支給しない」「勤続1年以上」「週の所定労働時間が一定時間以上の者」「社員の半額を支給」など条件を付けている企業もあった。
非正規雇用社員への支給相場は、20,000～30,000円である。

下図は、社員の子女が結婚した場合の祝金。

◆社員の子女への結婚祝金

祝金を支給する企業は26.2％。2014年調査でも28.9％となっており、3割弱の企業が社員の子女にも結婚祝金を支出している。
ただ、金額は最多回答額である10,000円に半数以上の企業が集中しており、相場は10,000円と考えてよいだろう。
なお、支給は「第1子に限定」というコメントが付けられた回答もあった。