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商取引・委任・請負等に関する契約書

業務委託契約書

収入
印紙
(※)

業務委託契約書

 

委託者○○株式会社(以下「甲」という)は、受託者△△株式会社(以下「乙」という)に対し、次のとおり業務の委託をする。

第1条 (委託業務)委託業務は、○○○○とし、次の事項を含む。

○○○○
○○○○
○○○○

第2条 (委託期間)委託期間は、平成○年○月○日から平成○年○月○日までとする。ただし、委託期間の満了前2か月前までに甲乙のいずれからも異議がないときは、自動的に更新されるものとし、以後も同様とする。

第3条 (委託料の支払い)委託料は、月額金○○万円とし、甲は、乙に対し、翌月の10日までに当月の委託料を支払うものとする。

第4条 (秘密保持)乙は本契約に関して知り得た情報を一切他に漏洩してはならない。

第5条 (報告義務)乙は、甲の求めがあるときは、委託された事項についての情報をすみやかに報告しなければならない。

第6条 (契約解除)当事者の一方が本契約の条項に違反したときは、他の当事者は何らの催告もせず直ちに本契約を解除し、また被った損害の賠償を請求することができる。

第7条 (協議)本契約に定めのない事項については、甲乙協議の上、定めるものとする。

以上、委託契約の成立を証するため、本書を2通作成し、各自記名捺印の上、各1通を保有する。

平成○年○月○日
 

東京都○区○町○番○号
委託者(甲) ○○株式会社
代表取締役  ○○○○ 印

東京都○区○町○番○号
受託者(乙) △△株式会社
代表取締役  △△△△ 印

著者
北河 隆之(弁護士)

(※)「委託契約書」は、契約内容を実質的に判断して「請負契約」といえるものであれば収入印紙の貼付が必要になります。請負契約に近いと思われる委託契約書については「収入印紙」欄の記載をしています。しかしながら、委託か請負かについては判断が微妙なものもありますので、契約書作成の際は、顧問弁護士等に契約内容をチェックしてもらうことをお勧めします