使える!ビジネス文書・文例集
土地建物の賃貸借に関する契約書
不動産管理委託契約書
収入印紙
不要
不動産管理委託契約書 | ||||||||||
甲野太郎を委託者とし、株式会社乙山を受託者として、委託者・受託者間において次のとおり不動産管理委託契約を締結した。 | ||||||||||
第1条 | (目的)委託者は、受託者に対し、別紙物件目録記載の各不動産(以下「本件不動産」という。)の賃貸借用関係の管理を委託し、受託者は、これを受託した。 | |||||||||
第2条 | (委託事務)受託者は、委託者に代わって次の事務を行なう。
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第3条 | (報告等)受託者は、前条1号の事務を処理するに際しては、事前に委託者に報告し、委託者の指示に従うとともに、暴力団等不適切な賃借人の排除に努めなければならない。 2 受託者が、契約書等の書面を作成したときは、遅滞なく委託者に交付する。 3 受託者は、前条4号の処理に際しては、逐一委託者に報告し、その指示があるときはこれに従わなければならない。 |
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第4条 | (委託料)委託料は、受託者が徴収したもののうち、賃料の30パーセント、更新料の10パーセントとする。 | |||||||||
第5条 | (費用負担)本件委託事務の処理に要する費用は、すべて受託者の負担とする。ただし、本件不動産の大修繕等著しく多額の費用の負担については、委託者・受託者の協議により定めるものとする。 | |||||||||
第6条 | (送金)受託者は、毎月○日までに徴収した賃料等から、第4条に定める委託料を差し引いた残額を、毎月○日までに委託者の指定する口座に送金して引渡す。 2 受託者は、委託者に対し、毎月○日までに前項の明細書を作成して交付する。 |
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第7条 | (解除)受託者が、第2条の事務を怠り、あるいは本契約に違反したときは、委託者は、何ら催告することなく直ちに本契約を解除することができる。 | |||||||||
第8条 | (期間)本契約の期間は、平成△△年△月△日から平成△△年△月△日までの△年間とする。 2 前項の期間満了の15日前までに委託者または受託者から相手方に対し、更新拒絶の申入れがなされないときは、本契約は自動的に更新する。 |
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第9条 | (解約)委託者または受託者は、契約期間中において、15日前に予告することにより、本契約を解約することができる。 | |||||||||
以上のとおり不動産管理委託契約が成立したので、これを証するため本契約書を2通作成し、委託者、受託者各署名押印のうえ、各1通を所持する。 平成△年△月△日 |
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(別紙省略) | ||||||||||
著者
水野賢一(弁護士)