収入印紙
不要

ノウハウ実施契約書

○○工業株式会社（以下「甲」という）と株式会社△△製作所（以下「乙」という）は、次のとおりノウハウの実施に関する契約を締結した。

第１条　（ノウハウ実施の許諾） 甲は、乙に対し、本契約の定めに従い、甲の発明にかかる下記のノウハウ（以下「本件ノウハウ」という）を使用して○○を製造し販売することを認める。

記

第２条　（実施料） 乙は、甲に対し、本件ノウハウの実施の許諾に対する対価（実施料）として、製品の毎月の販売高の○パ－セントに相当する金額を支払うものとする。
２　乙は、甲に対し、前項の毎月の実施料を、翌月○日までに甲の指定する銀行口座に送金して支払う。

第３条　（報告義務） 乙は、甲に対し、毎月○日までに、前月の製品の製造数量、販売数量、販売高、その他本件ノウハウの実施状況を文書により報告しなければならない。

第４条　（改良発明） 甲または乙が、本契約の期間中に本件ノウハウまたは製品につき改良発明または改良考案を行ったときは、相手方に対し無償で実施権および必要な技術資料を供与するものとする。

第５条　（技術指導） 甲は、乙に対し、本契約締結後遅滞なく本件ノウハウを乙が実施するにつき必要な一切の技術資料を提供するとともに、乙の求めに応じ甲の技術者○名を乙に派遣し、技術指導を行うものとする。

第６条　（譲渡禁止） 乙は、事前に甲の書面による承諾を得た場合を除き、本契約に基づく一切の権利義務を第三者に譲渡しまたは担保に供してはならない。

第７条　（秘密保持） 乙は、本件ノウハウに関する秘密を第三者に漏洩してはならない。
２　乙が前項に違反したときは、甲は催告を要せず直ちに本契約を解除し、損害賠償を請求することができるものとする。

第８条　（有効期間） 本契約の有効期間は、平成○年○月○日から平成○年○月○日までの２年間とする。ただし、期間満了○か月前までに甲乙いずれからも何らの申出がないときは、当然に１年間更新され、その後も同様とする。

以上本契約の成立を証するため本書２通を作成し、甲乙記名捺印の上各１通を保有する。