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公正証書
物品売買契約公正証書
物品売買契約公正証書
本公証人は、当事者の嘱託により、その法律行為に関する陳述の趣旨を録取し、この証書を作成する。
第1条(売買の目的物、数量、単価及び総額)
売主○○○○(以下「甲」という)は、その所有する下記の物品(以下「本件物品」という)を、買主○○○○(以下「乙」という)に売り渡し、乙はこれを買い受けた。
(1) 物品名 ○○○
(2) 数量 ○○個
第2条(物品の販売価格単価及び総額)
本件物品の販売価格単価は金○○○円とし、総額は金○○○円とする。
第3条(物品の引渡場所及び時期)
本件物品の引渡しは、乙の住所において、平成○○年○月○日に、現実に行なう。
第4条(売買代金の支払時期及び方法)
甲は乙に対し、前条の引渡しと同時に売買代金全額を現金で支払う。
第5条(危険負担)
本件物品の引渡しの際には、甲乙立会いのもと検査を行ない、その引渡前に滅失、毀損その他の損害があった場合には甲の負担とし、引渡し後に生じた損害は、甲の責めに帰すべき事由があった場合を除き乙の負担とする。
第6条(損害賠償)
甲乙の一方が本契約に違反したことにより損害が生じた場合には、他方は損害賠償を請求することができる。
第7条(契約解除)
甲乙の一方が本契約に違反したときは、他方の者は催告を要せず、直ちに契約を解除することができ、それによって生じた損害の賠償を請求することができる。
第8条(公証人費用)
本契約締結にあたり、公証人に支払う所要の費用については、甲乙は折半によりこれを負担する。
第9条(裁判管轄)
本契約に関する紛争については、○○裁判所を第一審の管轄裁判所とすることに合意した。
以上
本旨外要件
住 所 ○○県○○市○○町○丁目○番○号
売 主 ○○株式会社
住 所 ○○県○○市○○町○丁目○番○号
上代表取締役 ○○○○ 印
昭和○○年○月○日生
上記の者は印鑑証明書を提出させてその人違いでないことを証明させた。
住 所 ○○県○○市○○町○丁目○番○号
買 主 ○○株式会社
住 所 ○○県○○市○○町○丁目○番○号
上代表取締役 ○○○○ 印
昭和○○年○月○日生
上記の者は印鑑証明書を提出させてその人違いでないことを証明させた。
上記列席者に閲覧させたところ、各自その内容の正確なことを承認し、次に署名・押印する。
○○○○ 印
○○○○ 印
この証書は、平成○○年○月○日、本公証役場において作成し、次に署名・押印する。
○○県○○市○○町○丁目○番○号
○○法務局所属
公証人 ○○○○ 印
この正本は、平成○○年○月○日、売主○○株式会社の請求により本職の役場において作成した。
○○法務局所属
公証人 ○○○○ 印
著者
千賀修一(弁護士)