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公正証書
事実実験公正証書(相続財産目録調製公正証書)
事実実験公正証書
本職は、遺言者○○○○(平成○○年○月○日死亡。以下「甲」という)の指定する遺言執行者○○○○(以下「乙」という)の嘱託により、相続財産の目録を調整し、この証書を作成する。
遺言執行にあたり、相続人○○○○(以下「丙」という)から民法第1011条第2項の規定に基づく公証人による相続財産目録作成の請求があり、乙及び丙は、平成○○年○月○日○時、本職役場に出頭した。本職が乙に対し、財産目録に記載すべき相続財産の開示を求めたところ、乙は、別紙目録のとおりの財産がある旨を述べ、それぞれについて、不動産については登記事項証明書、預金についてはその通帳を示し、面積、金額等、目録記載の項目について説明した。続いて、乙は、別紙目録に記載のとおりの負債がある旨を述べ、契約書、請求書を示して、その内容を説明した。その後、乙は、甲の財産は以上ですべて開示したことを述べた。
本職は、乙の陳述に基づき、別紙相続財産目録を作成し、乙及び丙に示したところ、異議がない旨を述べたので、同日○時に、本目録の調製を終えた。
以上
本旨外要件
住 所 ○○県○○市○町○丁目○番○号
職 業 弁護士
嘱託人 ○○○○ 印
昭和○○年○月○日生
上記の者は運転免許証を提出させてその人違いでないことを証明させた。
上記の者に閲覧させたところ、各自その内容の正確なことを承認し、次に署名・押印する。
○○○○ 印
この証書は、平成○○年○月○日、本公証役場において作成し、次に署名・押印する。
○○県○○市○○町○丁目○番○号
○○法務局所属
公証人 ○○○○ 印
この正本は、平成○○年○月○日、嘱託人乙の請求により本職の役場において作成した。
○○法務局所属
公証人 ○○○○ 印
著者
千賀修一(弁護士)