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公正証書

示談契約公正証書

示談契約公正証書

 

本公証人は、当事者の嘱託により、その法律行為に関する陳述の趣旨を録取し、この証書を作成する。

 

第1条(契約の締結)

被害者○○○○(以下「甲」という)と加害者○○○(以下「乙」という)とは、下記交通事故(以下「本事故」という)について以下のとおり示談が成立し、契約を締結する。

(1) 事故日時  平成○○年○月○日

(2) 事故場所  ○○県○○市○○町○○交差点

(3) 加害車両  ○○○ 登録番号○○-○○○○

(4) 事故状況  ○○○○○○○○○

(5) 被害概要  ○○○○○○○○○

第2条(債務の確認、弁済期、弁済の方法)

乙は甲に対し、本事故の損害賠償金として金○○○円(内訳:通院にかかった交通費○円、治療費として○円、休業補償として○円、慰謝料として○円)の支払債務があることを認め、これを以下のとおり分割して甲指定の銀行口座に送金して支払うこととする。

(1) 平成○○年○月○日から平成○○年○月○日まで毎月○日限り金○○○円ずつ

(2) 平成○○年○月○日限り金○○○円

第3条(期限の利益の喪失)

乙に次の各号のいずれかが発生したときは、乙は甲からの催告を要せず期限の利益を失い、直ちに残金すべてを支払うこととする。

(1) 第2条の分割金を期限までに支払わないとき

(2) 強制執行、競売又は破産の申立てがあったとき

第4条(清算)

甲は、本事故に関し本契約に定める以外には、金銭その他の請求をしないこととする。

第5条(強制執行認諾)

乙は、本契約による金銭債務の履行をしないときは、直ちに強制執行に服する旨陳述した。

以上

本旨外要件

住 所  ○○県○○市○○町○丁目○番○号

職 業  会社員

被害者  ○○○○ 印

       昭和○○年○月○日生

上記の者は印鑑証明書を提出させてその人違いでないことを証明させた。

住 所  ○○県○○市○○町○丁目○番○号

職 業  会社員

加害者  ○○○○ 印

       昭和○○年○月○日生

上記の者は運転免許証を提出させてその人違いでないことを証明させた。

上記列席者に閲覧させたところ、各自その内容の正確なことを承認し、次に署名・押印する。

○○○○ 印

○○○○ 印

この証書は、平成○○年○月○日、本公証役場において作成し、次に署名・押印する。

○○県○○市○○町○丁目○番○号

○○法務局所属     

公証人  ○○○○ 印

 


 

この正本は、平成○○年○月○日、被害者○○○○の請求により本職の役場において作成した。

○○法務局所属     

公証人  ○○○○ 印

 

著者
千賀修一(弁護士)