使える!ビジネス文書・文例集

ポイント解説

相続・贈与等、身のまわりの契約書

交通事故の示談書(3)(物損の場合)

収入印紙

示談書(物損の場合)

甲野太郎を甲とし、乙山次郎を乙として、甲乙間において、下記の交通事故について次のとおり示談した。

交通事故の表示 別紙交通事故証明書写し記載のとおり

第1条 (損害額) 上記事故による損害は、甲乙各所有車輌の破損であり、それぞれの車輌の破損に対する修理見積額が、甲所有車輌については金○○円、乙所有車輌については金○○円であることを確認する(詳細は、別紙見積書写し記載のとおり)。

第2条 (過失割合) 上記事故に対する甲乙の過失割合は、甲が60パーセント、乙が40パーセントであることを確認する。

第3条 (示談金) 第1条の損害額を前条の過失割合で計算した結果の示談金○○円を、甲は乙に対し、平成△年△月△日限り、乙の指定する口座に送金して支払う。

第4条 (精算) 上記事故に関しては、本示談に定めるほか何らの債権債務のないことを甲乙相互に確認する。

以上のとおり示談が成立したので、本書を2通作成し、甲乙各署名押印のうえ、各1通を所持する。

平成△年△月△日
 

兵庫県○○市○○○-○-○
甲     甲野 太郎  印

兵庫県○○市○○○-○-○
乙     乙山 次郎  印

(交通事故証明書写し 見積書写し)省略


著者
水野賢一(弁護士)