使える!ビジネス文書・文例集

ポイント解説

弁解・陳謝状

納品先への「毛髪混入の報告書」

    年 月 日

○○御中

○○県○○市
○丁目○-○-○
(有)○○食品
代表取締役 ○○ ○○

報告書

平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。この度は弊社製品に髪の毛が付着しており、ご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございませんでした。原因と対策についてご報告申し上げます。

1、ご指摘内容

弊社製品「○○○○○」に髪の毛が付着していた。

2、製造工程

○○○○⇒目視選別⇒洗浄⇒加熱(○℃で○秒)⇒○○⇒加熱(○℃で○秒)⇒冷却⇒○○⇒目視選別⇒○○⇒計量⇒パック詰(ラベル貼付)⇒重量・金属チェック⇒検品⇒箱詰⇒冷凍保管 (-18℃以下)⇒冷凍車で出荷(約-18℃)

3、原因調査の結果

毛髪に焼けた跡が見られないことから、焼き上げた以降の工程で付着したものと思われます。冷却工程以降を担当する作業者の髪の毛が落下付着し、箱詰め前の検品で見逃し出荷してしまったものと思われます。

4、対策

(1)全従業員に当該毛髪を提示し、各工程の担当毎に異物混入防止の注意点を指示指導致しました(実施日:   年 月 日)。 (2)工場入口に粘着式ローラーを設置し、作業着に付着した異物を除去するように致しました(実施日:   年 月 日)。

再発防止に努めて参りますので、何卒ご容赦頂きたくお願い申し上げます。

以上

※上記文例は、従業員60人以下の中小食品会社を想定して作成した文例です。

著者
佐伯 龍夫(品質保証コンサルタント)