年　　月　　日

株式会社○○○
○○課　○○○様

○○県○○○市○○町○丁目○－○
有限会社○○○
代表取締役　○○　○○○

商品事故報告及び改善報告書

平素よりご愛顧を賜り誠に有難うございます。この度は弊社の商品に問題が発生し、ご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。原因と対策についてご報告申し上げます。今後商品事故がないよう管理を徹底致しますので、今後共宜しくご愛顧の程お願い申し上げます。

記

１.商品事故内容

当該名　：○○○○の○○○150g（製造日：○○．○．○○）
混入異物：さびた金属片１片【サイズ（単位：mm）：２×２】

２.異物混入原因

(1)製造工程は以下の通りです。
原料選別⇒原料カット⇒洗浄⇒調味・加熱⇒冷却⇒選別⇒カット⇒計量⇒トレーパック詰⇒ウェイトチェッカー・金属探知機⇒箱詰⇒冷蔵保管（10℃以下）⇒冷蔵車で出荷（５℃以下） (2)金属探知機の管理状況
設定⇒Fe：1.5mm、SUS：2.4mm、テストピース⇒有
専用チェックシート：無、異常があった場合、即時管理者に報告する。 (3)混入原因調査結果
異物は磁石と引き合ったことから、さびた鉄と判断しました。類似の物を工場内で一斉点検した結果、冷却時に使用している棚台車の鉄枠のさびが落下混入したものと思われます。 台車はさびが出た場合は研磨しておりましたが、老朽化してきたため、新品に切り替える予定でした。結果として対応が遅れ申し訳ございませんでした。 製造当日の始業時の金属探知機の動作確認で異常があったとの報告はありませんでしたが、改めて確認した結果、テストピースFe：1.5mm、SUS：2.4mmそれぞれを検知し、正常に動作しておりました。
当該異物を金属探知機にかけたところ、現行のFe：1.5mm感度設定では反応せず、2.4mmに感度を下げたところ、検知しました。商品自体の磁気の影響を考慮して複合的に設定しておりますので、このような矛盾する結果が起こったものと思われます。
以上のことから、棚台車の鉄枠のさびが落下混入し、金属探知機の設定感度Fe：1.5mm、SUS：2.4mmで検知できず、出荷してしまったものと思われます。

３.改善策

(1)棚台車を新品に交換致します。
（実施予定日：　　　年　月　日） (2)金属探知機の設定調整をメーカーの○○○に依頼し、今回の異物を検知できる感度に調整するように致します。
（実施予定日：　　　年　月　日）

上記の通り対策をとり、今後このようなクレームが発生しないように努めて参りますので、何卒ご容赦頂きたく宜しくお願い申し上げます。

以上