使える!ビジネス文書・文例集
上申・提案書
研究部会編成についての企画書
ニュー・メディア研究会に付設する ソフト部の編成について 1.現況 社長室プロジェクト主査をチーフとして、ニュー・メディアを中心と する各種新規事業の開発に関する研究は、すでにニュー・メディ ア研究会において行なわれています。その研究討議の結果、とく にソフトに関する点を重点的・集中的に検討・追及する必要があ るとの見解に達しました。 2.問題点とねらい ニュー・メディアの各種方式におけるハード、経営形態・企業組織 などの機械化および事業化計画の分野での将来に向けての研究 は、従来のニュー・メディア研究会で引続き研究を進めます。しか し、ニュー・メディアの成功か否かの鍵は、ニュー・メディアの情報 流通のチャネルにのせて流すべき内容、ソフトをどうするかにあり ます。これからはソフト=中身で勝負が決まる段階に至りました。 この点から、ソフト部会を企画しました。 3.構成メンバー チーフ 社長室プロジェクト主査 メンバー 調査部、宣伝部、開発室より1名を各所属長の推薦に より社長室長が決定する。 なお、第1次の部会報告がまとめられた後、第2次段階 からは販売、営業、製造部からも、メンバーを選定、参 加させる。 4.スケジュール 平成○○年○月より発足。 第1次段階のまとめは平成○○年○月末日までに行ない、社長に 報告する。 第2次段階のスケジュールは、追って定める。 5.期待される効果 いまやニュー・メディアのポイントは、提供される情報や番組などソフトにあります。集中的研究によって、この点の具体策を立て、関係の企業等に必要な働きかけをいち早く行ないます。これが将来にわたって大きな効果をおさめる布石となると考えます。
以上
著者 矢嶋 弥四郎 |