使える!ビジネス文書・文例集

見舞状

病気の見舞い(2)
拝啓 承れば○○様にはご病臥中とのこと、いつもご壮健な○○様がご病気とうかがい驚いております。ご病状はいかがでいらっしゃいますか、お見舞い申し上げます。
日ごろ病気とは、全く縁のない頑健そのもののお体でご活躍の○○様のことですから、ご病床にあってもお仕事のことが念頭から離れないのではないか、などと推察いたしております。
しかしこの際は、日常の激務から完全に離れて、ご療養専一に心がけられるよう、心からおすすめいたします。このたびのご病気は、考えようによっては、つぎの飛躍のためのリフレッシュの期間というべきものかもしれません。
もともと頑健な○○様のことですから、ここで十分のご加養をなされば、以前にも増して体力を回復され、ご全快なさいますことと信じております。ご自愛、ご加養のほどを心からお祈り申し上げます。
さっそくお見舞いに参上いたすべきところ、ご病床のご身辺をわずらわすのもいかがかと存じ、とりあえず書中にてお見舞い申し上げます。
別便で心ばかりのお見舞いの品をお送りいたしました。ご受納くださいますなら幸いに存じます。

著者:矢嶋 弥四郎