使える!ビジネス文書・文例集
商取引上のトラブル
会社が類似商号の使用者に対し、商号の使用中止を請求する場合
通告書 当社は、東京都○区において「○○販売株 式会社」なる登記済商号で文房具雑貨の卸売 販売店を経営しております。 貴社は、同じく東京都○区において「日本 ○○販売」なる商号を用いて、文房具の卸売 販売を開始されました。右の「○○販売株式 会社」と「日本○○販売」とは、極めて類似 した商号で、会社法八条一項の「他の会社で あると誤認されるおそれのある商号」に該当 します。このような類似商号を使用すること については、貴社に不正の目的があることは 明らかです。 つきましては、直ちに右商号の使用を中止 するよう、請求致します。 平成○年○月○日 東京都○区○町○丁目○番○号 ○○販売株式会社 代表取締役 ○○○○ 印 東京都□区□町□丁目□番□号 日本○○販売株式会社 代表取締役 □□□□殿 著者 北河 隆之(弁護士) |